国税庁のHPで確定申告書を作る
今年は確定申告をしました。これまでは特に確定申告するような必要 も無い状況でしたが、今年は確定申告すれば税金が少し戻ってくる状況 でしたのでがんばって確定申告したのです。
今の私の年金収入は、現役時代の収入に比較しますとうんと小さいの ですが、それでも税金は取られるのです。こんな少しの収入にも税金は 取られるんだなあと思います。
そして最近、辛いことですが私が働いていた業界の年金基金から基金 を解散しますという通知が来ました。読んでみますと、話が複雑で詳細 は分りませんが、年金基金の継続に対して政府がハードルを厳しくした ために年金基金の継続が困難になったということです。
計算してみますと私の年金収入は、これからかなりダウンするのでした。 これからは基金の運用利益が無くなるからです。せっかく順調に運営さ れてきた年金基金なのに、こうして政府によって解散やむなしという 状況に追い込まれたようです。
消費税の税率10%、順調な年金基金も継続困難化、といった政府に よる国民への締付けが厳しくなってきました。民主党政権が自民党政権 になっても、締付けの速度が遅くなるだけで、その方向性は何も変わ らないようです。
財務省官僚の強烈なパワーがある限り、政権が変わって外交、安全保障 が改善されても、国内政治の方向性は何も変わらないということでしょう。
無力感を感じますが国民としては、とにかく自分がやれることを一生懸命 やるという以外にありません。そういうことで今年は確定申告をがん ばってみました。
( パンフレットに数字を書きながら計算していく)
まず私は近所にある市役所の出張所に行って「平成30年分所得税 及び復興特別所得税の確定申告の手引き 確定申告書A用」をもらってき ました。
予定納税をしている人は確定申告書B用を使います。私は予定納税を していませんのでA用を使うことになります。43頁あるこのパンフレット の全体を眺めるような感じで読んでみます。
表紙に「お知らせ」ということで今年の改訂のことが書いてあります。 税法は毎年のように改訂されますので大事な部分です。
さて、私の年金収入は雑所得に分類されますので、雑所得の頁を開いて 収入金額を書き込みます。そして、その下に所得の金額を書く欄があり ますので指定された計算をして書き込みます。
所得税においては「収入」と「所得」は全く違う概念です。この違い が所得税の最も大事なところだと思います。私は会社員になって給料を もらえるようになったとき、所得税における収入と所得の違いが分らな くて混乱したのでした。
所得の金額計算が終わりましたら、次に所得控除(所得から差引かれる 金額)の頁を開いて指定に従って計算します。「社会保険料控除」など です。
( パンフレットで手計算してから確定申告書ソフトに入力する)
次に税額計算をします。私の場合は、こうして上記のパンフレットに 鉛筆で書き込みながら手計算で税額計算をしてから国税庁のHPの 確定申告書ソフトに数字を入力します。いきなり国税庁のHPに数字を 入力するのに比べて手間ですが、手計算の過程で計算の流れがよく理解 できますし、国税庁のHPに数字を入力する過程で検算の機能も果たせます。
そして、できあがった確定申告書をプリントアウトして確定申告書作成 終了です。後は、確定申告書を税務署に郵送します。個人の申告ですので 税務署宛の封筒を作って切手を貼り郵便ポストに投函すればよいのですが、 私は郵便局に行って「特定記録」で送りました。
特定記録は普通郵便より少し割高ですが、確かに郵送したという証明 が私の手元に残るので安心です。会社員時代に三六協定や法人税申告書の ような重要書類を郵送するときに使うようにと指導された方法です。 会社に勤務しますと色々なことを教えてもらうことができます。
( 少しだけど税金が戻って来た)
そして、個人の場合は特に必要ないのですが念のため会社でやっていた 時のように、確定申告書(写)、切手を貼った返信用封筒、返送依頼文を 同封しましたので、後日、受付印のついた確定申告書の写しが税務署から 戻ってきました。
それから1ヵ月ほどして、年金から納めすぎになっていた税金が無事 に振込まれてきたのでした。
会社に勤めている時は担当の係の人が年末調整をやってくれていたわけ ですが、定年退職しますと細かな事務処理をすべて自分でやらなければ ならなくなります。
最近は役所のHPが充実して以前に比べるとやりやすくなって、それだけ
は助かります。
(了)