消費税10%時代を生きるー晩酌をやめる(3止)ー
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つい長々と私が子供の頃の昔の話をしてしまいました。本題の断酒の話に戻りましょう。 お酒には、もちろん酒税が掛かっています。その上、現在は8%、10月からは10%の 消費税が掛かるわけです。考えてみますと、酒税の部分にも消費税がかかっているわけです から、ものすごい高率の税金です。
( 現在のお酒は税金を飲んでいるようなものだ)
「車には色々な税金が掛かっているので、車は税金を道路にバラマキながら走っているよう なものです。」という話を聞いたことがあります。しかし、お酒は更に進んで、税金その ものを飲んでいるようなものです。
ところで、私が晩酌で好んで飲んできた日本酒は原料を見ると「米、米麹 、醸造用アルコール」などと書かれています。しかし、よく考えると、これは正しくは ありません。日本酒は「水」が大部分で、正確な割合は分かりませんが、大体95%以上が 水なのではないでしょうか。従いまして本来は、原料は「水、米、米麹、醸造用アルコール」 などと表示しなければならないはずです。
そして、いかに素晴らしい名水を使っていても水は水です。日本は水に恵まれた国であって、 水はほとんどコストゼロで調達できるのです。このような、ほとんどコストゼロの水が主体の 商品に酒税、消費税と二重に高額の税を取られるお酒を、これまでの惰性で漫然と消費して いては、庶民層あるいはもしかしたら貧困層の私は消費税10%の重税時代を生きてはいけま せん。
( 消費税10%に備えてキッパリ断酒する)
原価計算的に考えてみますと、お酒の価格を構成している最も大きな部分は税金 (酒税+消費税)です。ここは消費税10%に備えてキッパリ「晩酌無し、断酒」とします。
生物学の進化論で有名なダーウィンは「生き延びるのは、環境に合わせて変化できる生物で ある。」と言ったそうです。私も消費税10%という日本の歴史上見たことのない横暴としか 言いようのない財務省官僚による重い罰金時代の到来に合わせて、あと何年生きられるか 分りませんが、ダーウィンに従って過去をキッパリ断ち切って180度変化します。
今回は、消費に対する罰金としか考えられない消費税の税率10%について考えているうちに、
今から60年以上前の、私が5、6歳の子供だった頃に故郷の草深い農村で体験した酒税の
恐ろしい体験を、私の「なぜお酒を作ってはいけないのですか。」という質問に困惑していた
気の毒な母の表情とともに、あらためて思い出したのでした。
(了)