トランプ大統領とキリスト教教会
トランプ大統領は、大統領就任式の翌日(1/21)、ワシントン国立大聖堂 で行われた礼拝に列席しました。その礼拝で主教は、説教の中で「LGBTや 移民に対して慈悲を願う」と述べました。
トランプ大統領は、前日の就任式で「人間の性は男性と女性の二つである。 不法移民は強制送還する。」と述べていました。主教はトランプ大統領の 発言に対して、考えを変えるように礼拝で説教したわけです。
私はクリスチャンではありませんので、キリスト教については、本で読ん だことしか知りません。そのため、トランプ大統領が礼拝に列席した ワシントン国立大聖堂のことをインターネットで調べてみました。
ワシントン国立大聖堂は、米国聖公会の教会です。米国聖公会はアメリカ がイギリスから独立するとき、英国国教会から分かれました。
キリスト教は、カトリック教会からプロテスタントが分かれて、そして、 プロテスタントは沢山の分派にわかれてきました。学校の世界史では 宗教改革と教えられます。宗教改革というと何か良いことのような印象 がありますが、何か良いことではなく、単に分派したということです。
学校の世界史は、プロテスタント側から記述されているので宗教改革 という何か良いことのような名称になっているだけです。クリスチャン ではない私からみればただの分派です。
キリスト教の説明がないまま、一方的にプロテスタント側から記述されて いる世界史の教科書を使って、入学試験がとても難しいと言われる大学の 入学試験を突破していく人は、私にとって何とも不思議な驚異でした。
本で読んだ知識ですが、カトリックには、ローマ教皇、三位一体、 聖母マリア、などの制度、教えがあります。
それに対しルターから始まったプロテスタントは聖書がすべてです。信者 の一人一人が聖書を通して神(God)と向きあいます。聖書の解釈は色々に なりますので解釈の仕方によってプロテスタントは無数の派に分かれてい ます。極端に言えば、一人一派になるわけです。
さて、ワシントン国立大聖堂です。米国聖公会の元になった英国国教会 は一般にプロテスタントと言われます。しかし、ルターを出発点とする プロテスタントとは色合いが全く違います。
英国国教会の出発点は、昔のイギリス国王の離婚再婚の問題です。その 国王は、妻と離婚して若い女性と再婚したいとローマ教皇に許可を申し 出ました。
しかし、ローマ教皇はその離婚再婚を認めませんでした。当たり前です。 そうすると、その国王は自分で教会を作るといって英国国教会を作って自分で 作った英国国教会から許可を取って離婚再婚をしたわけです。何だか、 いいかげんな話だなと思います。
そして、英国国教会から分派した米国聖公会の主教がトランプ大統領に 対して「LGBTや移民に対して慈悲を願う」と説教したのです。
私は若い頃、新約聖書の四福音書を読んだことがありました。極端に 言えば一人一派のプロテスタントであっても、新約聖書の四福音書の どこをどう解釈したら「LGBTや不法移民に対して慈悲を願う」という解釈 が出てくるのか理解に苦しみます。
トランプ大統領が「いい礼拝とは思わなかった。」と言ったのは全く当然 です。
日本には、英国国教会と関係があると、ホームページで自慢げに言っている 有名大学が池袋にあったりします。長嶋茂雄、一茂という親子の野球選手が卒業 しました。校門に美しい蔦が絡まって繁茂していて写真でよく見ます。12月に なるとクリスマスの飾りつけをして、女子学生が「ステキ」と言ってウットリ しています。
はたして、英国国教会の起源を知ってそんなことを言っているのか疑問です。
トランプ大統領は、何だか頭がおかしそうな米国聖公会の主教の説教など 気にしないでご自分の考えをドシドシ実行してください。
(了)(追記)
そういえば、東京三鷹にICU(国際基督教大学)という大学があります。ここは 米国聖公会の大学です。日本がアメリカとの戦争に敗けたときに作られました。 占領軍のトップ、マッカーサーは米国聖公会の熱心な信者でしたので、ICU建学 のための寄付を募って一生懸命に資金を集めました。
一つの私大を作るには大きなお金(かね)がなくてはなりません。その建学のお金 を集めてくれたマッカーサーに対してICUは深く感謝しなければなりません。それ なのに、ICUのホームページを見ますと、マッカーサーの寄付集めの尽力に対する 感謝の言葉が全くどこにも一つもありません。一つもです。
本で読んだのですが、キリスト教では「忘恩」は、とても罪深いこととされていま す。マッカーサーはICUの草葉の陰でこの忘恩を恨んでいます。今からでも遅くあり ません、ICU(国際基督教大学)はキリスト教を名乗る以上、マッカーサーの 寄付集めの尽力に対してホームページで深く感謝を表明しなければなりません。
そして、同時にマッカーサーの非道の空襲、原爆に斃れた人々の魂に祈りを捧 げてください。マッカーサーは日本中の都市を空襲で焼き払い、広島、長崎に原爆 を落としました。私はマッカーサーの非道の空襲、原爆に怒りで一杯になります。
何ということをしたのだ。民間人だけがいるところにマッカーサーは無差別の空襲、 原爆をしたのです。マッカーサーによる空襲、原爆というあまりに非道な虐殺に よって殺された彼らの魂の鎮魂のためにICUの関係者は心からICU教会で祈って ください。
ICUには、皇室の真子内親王が学びました。そして、ICUの同級生と結婚しました。 その相手は家庭に金銭問題を抱えていたため、国民は心配しました。しかし、 内親王は、国民の心配を誹謗中傷ととらえ反発しました。しかしながら、国民は、若く 美しく輝いている内親王の結婚を自分たちの娘の結婚のように感じて心配しただけなの でした。
昔のイギリス国王の若い女性と再婚したいという離婚再婚のゴタゴタを出発点 にしてできた英国国教会の流れの中にあるICUですから、内親王の結婚も英国国教会の 伝統に従って揉めたのかもしれません。
しかし、その後、その相手はアメリカの弁護士となり、二人はアメリカで幸せに暮らし ています。これからも、日本には一切関わらずに、日本に来たりすることなく、日本の ことは完全に忘れて、もちろん、皇室にお金を無心などしてはいけません。皇室のお金は 国民が汗を流して働いて納めた税金だからです。
そして、二人でアメリカのどこかで自由に、のびのびと、たまには母校ICU (国際基督教大学)の教会である米国聖公会のワシントン国立大聖堂の主教の説教を 聞きながら、日本には全く関わらずに心身ともに完全なアメリカ人となって、 いつまでもアメリカで永遠に幸せに暮らしてください。