(2025/1/1)

昨年の兵庫県知事選挙の新聞報道

昨年は11月17日に兵庫県知事選挙が行われました。この選挙は 一地方の 選挙ではありますが、全国レベルの「大事件」になりま した。この選挙 は、県議会が斎藤知事に対し不信任案を可決し、 その結果、斎藤知事が 失職したことによる県知事選挙でした。

テレビのワイドショーなどの報道は、斎藤知事はパワハラ知事、 おねだり知事だと猛烈に総攻撃しました。更に斎藤知事の パワハラに よって県民局長が自死したとも報じられました。

しかし、インターネットでは、斎藤知事はパワハラ知事、 おねだり知事 ではないというのです。県民局長の自死も、原因 は斎藤知事のパワハラ ではないというのです。

県民局長は、斎藤知事の失脚を画策し、その計画を県庁から 支給された 公用パソコンで作成し、更に県庁内で男女関係にある 複数の女性職員 との関係日誌をその公用パソコンで作成記録して いたのです。そのことが 原因で、県民局長は懲戒を受けました。 そして、その後に自死したのです。

仕事用として県庁から支給されたパソコンで上記のようなことを したなん て、にわかには信じられませんが、どうやら本当のこと のようです。本当 のこととすると懲戒されて当然です。民間企業でしたら、即、解雇です。 当然です。

そして、テレビのワイドショーなどで総攻撃されたため、失職して誰にも 見送られずに一人で県庁を去り一人で選挙活動を始めた斎藤氏 は、 その後、インターネットによって事の真実を知った多くの兵庫県民に支持 されて再び兵庫県知事に当選 したのでした。

ところで、昨年の兵庫県知事選挙を新聞はどのように報道していたの だろうか、と思いました。私は新聞を取っていませんので近くの図書館に 行って選挙のあった 11月分を1カ月まとめ読みしました。新聞は最も 販売部数が多いと言われる Y新聞にしました。

朝刊の関連記事の見出しは次の通りです。

11/18 1面 兵庫知事斎藤氏再選 失職から出直し
                 新人6氏破る

     2面 斎藤氏の県政7割「評価」
      「SNS参考」9割が斎藤氏に

     29面 SNS「空中戦」で勢い
       演説を拡散 県議会を批判

11/19  3面 SNS威力 各党警戒、影響拡大「風吹きやすく」

11/24 1面 SNSと選挙 閲覧稼ぎ ゆがむ論戦、正確性より
                              収益重視

11/25 1面 SNSと選挙 正義と信じ「敵」攻撃、投稿過熱化
                             分断生む

11/26  1面 SNSと選挙 「被害者」擁護に共感、「推し活」
                             心理拡散

選挙の翌日11/18は、1面では選挙結果を報道しています。しかし、 2面 29面では「SNS参考」SNS「空中戦」と、SNSという言葉が出てきます。 そして、それからは毎回、SNSという言葉が出てきます。特に11/24 からは 1面で大きくスペースをとって 「SNSと選挙」特集を3日連続で実施して います。つまり、インターネットのSNS批判キャンペーンをやっているわけ です。

しかしながら、「閲覧稼ぎ ゆがむ論戦、正確性より収益重視」「正義と信じ 「敵」攻撃、投稿過熱化分断生む」「「被害者」擁護に共感、「推し活」 心理拡散」のどれもが自分たちマスコミ(テレビ、新聞)への批判と言って よいものになります。

最近よく言われる、批判がそのまま自分自身に返って来るブーメラン記事と 言われるものです。インターネットのSNSを批判しているつもりが、自分で 自分を一生懸命に批判しているわけです。これを3日連続、朝刊の1面の 大きなスペースを使ってやったわけです。正気とは思えません。新聞は インターネットのSNS批判をやる前に、自分たちがやってきたことを、 よくよく考えて反省しなければなりません。

(了)

(追記)

私たちは、今日(こんにち)、マスコミ(テレビ、新聞)が報道しない こともインターネットによって知ることができます。例えば、岩屋毅 外務大臣が中国から賄賂をもらったことをアメリカに疑われている こと、 そのため外務大臣なのに同盟国アメリカに行くことができません。

そして、宮沢洋一税調会長が税制を国民から見えないところで、 こそこそと、ひたすら増税している、などです。

マスコミ(テレビ、新聞)業界には外国の勢力が入っていて、日本に 不利な報道、いわゆる反日報道をしていることもインターネットに よって知っています。

こうしたことを私たち国民が知ったからといって、今すぐ何かできる わけではありません。しかし、こうしたことがインターネットによって 白日の下に曝(さら)されることが、少し長い時間でみると深い意味を 持って来ると思うのです。

私は、マスコミ(テレビ、新聞)の「やりたい放題」によって、 日本は 亡びていくのだと絶望していました。しかし、私は後期高齢者の 年齢に なって、思いもかけず、インターネットの大普及が、マスコミ (テレビ、新聞)による激しい攻撃から日本を救って くれるという希望 を持ったのでした。