(2024/12/1)

国史教科書を読む

「検定合格市販版 国史教科書 第7版 令和六年七月十五日 第一刷発行 令和六年十月八日第八刷発行 令和書籍」を読み ました。中学校社会科用となっていますが、実に優れた歴史書 を読んだという読後感がありました。

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この教科書を使って歴史を学ぶ中学生は幸せです。日本人と して偏りのない自国の歴史を学ぶことができるのです。

目次は次のようになっています。

  第一章 原始

        先土器時代以前、縄文時代、弥生時代、

   第二章 古代

        大和時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代

   第三章 中世

        鎌倉時代、室町時代

   第四章 近世

        安土桃山時代、江戸時代

   第五章 近代

        欧米の近代化と日本、明治時代、
        大正時代、昭和時代(戦前)

   第六章 現代

        昭和時代(戦後)、平成時代〜現在

この教科書の優れている点はいくつもあるのですが、ここでは 一つだけ挙げておきます。通州事件のことです。通州事件は 昭和十二年(一九三七)に起きました。通州事件はこの教科書 に次のように記述されています。

「また、事態が拡大した一つの要因として、七月二十九日未明 に起きた通州事件が指摘されます。冀東防共自治政府の保安隊 (中国人部隊)が日本軍守備隊と通州特務機関と日本人居留民 を襲撃した事件です。保安隊は日本軍110名を全滅させると、 日本人居留民の家を一軒残らず襲撃し、三八五名中、二二三名 を虐殺しました。しかもその虐殺方法があまりにも猟奇的で、 日本中を震撼させました。」(362頁)

なお、上記の「事態」とは日中戦争(日華事変)のことです。 これまで、歴史教科書には、この通州事件は記載されませんでし た。しかし、「検定合格市販版 国史教科書 第7版 令和六年 七月十五日第一刷発行 令和六年十月八日第八刷発行 令和書籍」 には、記載されたのでした。

通州事件の上記の記述は、中学校社会科用の教科書ですので 抑制的な記述になっています。私は、通州事件の詳しい記述に ついては、「日本国紀 百田尚樹 2018年11月25日第4刷発行  幻冬舎」(366〜368頁)で読んだのでした。

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また、「日本国紀」と同じ著者による「禁断の中国史 百田尚樹  2022年7月10日第1刷発行 飛鳥新社」は通州事件が起きた隣の 大国中国を知るための必読書です。私は、この本によって、 これまで思いもしなかったことを教えられました。

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例えば次のようなことです。

「実は歴史上、「中国」という国はありません。そんな国が 存在した歴史はどこにもありません。私たちになじみの深い 「秦」「漢」「唐」「元」「明」「清」はいずれも違う国です。 今日、同じ場所にあるからといって東ローマ帝国とトルコ共和国 が同じ国だと思う人はいないでしょう。あるいは古代アステカ帝国 とメキシコを同じ国と見做す人はいないでしょう。中国大陸で 王朝を建てた国も同様です。しかも民族も違います。私たちが 「中国史」と思っているのは、ひとつの国家の歴史ではなく、 中国大陸という舞台の中で、さまざまな民族が争ってきた歴史なの です。」(まえがき)

上記のように、私は中国について大きな思違いしていたことを、この 本で教えられたのです。この他にも、中国について知らなかった ことを色々と教えられたのでした。

私たちの日本史は、ずーと日本人だけの歴史です。皇室(王朝)も ずーと同じです。これは、世界史の中で日本だけなのでした。日本人 にとって当然のことなので、つい外国も同じだと大きな思違いを してしまうのです。上記の国史教科書の世界各国王朝略年表(6,7頁) を見ると日本と外国の歴史の違いが分かるのでした。

(了)