渋沢栄一は「論語とソロバン」を説いた
新しいお札が発券されました。1万円札は、渋沢栄一です。渋沢栄一 は埼玉県の豪農の家に生まれ、明治の初期に株式会社制度を日本に導入 し、日本の資本主義経済発展の基礎を作った人です。
幕末、選ばれて渋沢栄一はヨーロッパに渡ります。そして、ヨーロッパ で株式会社を見て、株式会社制度が資本主義経済発展の出発点だと見抜 くのです。何という鋭い直感でしょう。
農家ではあっても、豪農と言われるからには、当時ですから小作人、 使用人を多く抱え農業に関係する商売などもやって、やはり一般的な農家 とは次元を異にする生まれ育ちであったのでしょう。
そうした生まれ育ちが渋沢栄一の鋭敏な経済直感を磨き、ヨーロッパで 目にした株式会社の本質を直(ただ)ちに見抜かせたのです。
( 株式会社制度の理解は難しい )
私などは、経済学を学ぼうと渋沢栄一の故郷埼玉県よりはるかに遠い地方 の農家から、はるばると東京に出てきました。そして、新聞販売店、 工務店に住込んで大学経済学部で学びました。
経済学部では、当然のことながら、株式会社の講義がありましたが、 なかなか、株式会社の仕組みを理解・把握できないのでした。
私は経済学部を卒業して企業に就職し、会計の仕訳から始まって財務諸表 作成、税務申告書作成、有価証券報告書作成、税務調査対応、などなど、 会社の業務で揉みに揉まれて何とか株式会社制度というものを体で分かっ たのです。
( 渋沢栄一は天才だった )
それに対し、渋沢栄一は、ヨーロッパで株式会社を見て、直(ただ)ちに 株式会社制度が資本主義経済発展の出発点だと見抜くのです。ごく少数 ですが、天才は、いるものです。渋沢栄一は天才です。
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そして、渋沢栄一は金(かね)を儲けるのは大事だと言いながら、合わせ て儲け方が大事だと説くのです。ここが一層大事です。「論語とソロバン」 です。
金(かね)儲けは良いことだが、正当な方法で儲けることが大事だよと いうことです。
現代は、金(かね)を求めて太陽光パネル利権のような私利私欲に恥も 外聞もなく突っ走る政治家がいます。また、最近の経営者は、自分だけが 金を儲けて贅沢できればいいという極端な金儲け主義者が目立ちます。外国 の人を技術研修生と称して過酷な労働をさせたり、若い人を派遣労働者に して使い捨てにしたりします。良くないことです。いずれ罰があたります。
政治家、経営者ともなりましたら、渋沢栄一の「論語とソロバン」を読んで、 自分の事だけではなく日本のことを考える立派な政治家、経営者になって 欲しいものです。
お金を儲けることは大事ですが、儲け方が大切です。折角、渋沢栄一の 新1万円札が発行されました。この機会に、政治家、経営者は渋沢栄一の 「論語とソロバン」を読んで、私利私欲の金儲けではなく、国のことを 考えて欲しいものです。
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