「禁断の中国史 百田尚樹」再読
以前読んだ「禁断の中国史 百田尚樹 2022年7月10日第1刷発行 飛鳥新社」をもう一度読んでみました。そして、あらためて、日本人 (日本史)と中国人(中国史)の大きな違いを感じました。
著者は言います。「実は歴史上、「中国」という国はありません。」3頁 「えっ、どういうことなの。中国は日本の隣にあるじゃないか。」と 思います。
ところが、著者は続けます。「私たちになじみの深い「秦」「漢」「唐」 「元」「明」「清」はいずれも違う国です。ー中略ーしかも民族も違います。 私たちが「中国史」と思っているのは、ひとつの国家の歴史ではなく、 中国大陸という舞台の中で様々な民族が争ってきた歴史なのです。」3頁
そういうことなのか。私は日本で日本人として生まれ日本で生きて来た ために、「日本は、ずーと日本」ということが、あまりにも空気のように 当たり前で、世界的に見ると日本だけの特殊なことなのだということに 気づかなかったのです。
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高校時代に習った世界史で使った「世界史地図 1965年5月10日第六増訂 25版発行 吉川弘文館」を見ますと、確かに時代によって「唐」とか「明」 とかいう国名になっています。
世界史は分からない科目でした。特に中国史は何のことか分からないの でした。そういうことだったのか。私は、著者が言う「私たちが「中国史」 と思っているのは、ひとつの国家の歴史ではなく、中国大陸という舞台の中 で様々な民族が争ってきた歴史」であるという、この事が分からなかった のです。
著者は言います。「今日、同じ場所にあるからといって東ローマ帝国と トルコ共和国が同じ国だと思う人はいないでしょう。ー中略ー中国大陸で 王朝を建てた国も同様です。」3頁
確かに上記の世界史地図の「三ー五世紀の世界」の東ローマ帝国の場所は、 「世界の現勢」ではトルコとなっています。
高校時代に習った世界史で使った「世界史年表 1965年5月30日再訂第二次 35版発行 吉川弘文館」の最初のところに「世界史対照年表」があります。 この「世界史対照年表」を見ますと、日本以外の、どの国も色々な変遷 (国が変わる、民族が変わる)を経てきているのが分かります。日本だけが、 ずーと日本です。
私は日本で日本人として生まれ日本で生きて来たために、「日本は、ずーと 日本」ということが、あまりにも空気のように当たり前で、世界的に見ると 日本だけの特殊なことなのだということに気づくことが難しかったのでした。
上記の「世界史対照年表」では、現在、世界一の超大国アメリカは 1,800年の少し前頃に現れます。それ以前のアメリカの地域は、ずーと 白紙です。もちろん、イギリスから白人がアメリカに来る前は白人に滅ぼさ れてしまったインディアンが住んでいたわけですが、インディアンには、 どのような歴史があったか分からないので白紙になっているわけです。
中国史に戻りましょう。上記の事情がありますので、著者百田尚樹は本書の 中国史について「厳密に書こうとすると、いちいち「秦では」とか「漢では」 と書かなければいけませんし、また「モンゴル人は」とか「女真人は」と書かなく てはなりません。ー中略ーそこで本書では、乱暴は承知で「中国」「中国人」と いう名称を使うことにしました。」3頁 と書きます。
こうして、著者百田尚樹は中国史を書き始めます。本書の目次の各章の題名 だけを次に紹介します。「禁断の中国史 百田尚樹」の詳細については是非、 本書をお読みになることをお薦めします。
第一章 中国四千年全史あるいは虐殺全史/ 第二章 刑罰/ 第三章 食人/ 第四章 宦官(かんがん)/ 第五章 科挙/ 第六章 纏足(てんそく)/ 第七章 策略、謀略、騙しのテクニック/ 第八章 中国共産党の暗黒史
なお、宦官、纏足の( )内の読みは私がつけました。
私は、「禁断の中国史 百田尚樹」を読んで、中国史(中国人)と日本史(日本人) の大きな違いが分かりました。こんなにも違っているのであれば、国の外交以外は お互いに係わらないほうが、中国人も、日本人も、幸せだと思うのです。
今回、「禁断の中国史 百田尚樹」を再読しようと思ったのは、国会議員 蓮舫(れんほう)が都知事選に立候補したからです。インターネットに よると、蓮舫は、父親が台湾人で母親が日本人とのことです。そして、 今回、蓮舫が都知事選に立候補したため、蓮舫の台湾と日本との二重国籍 問題に関する雑誌などでの過去の発言が改めて注目されました。
蓮舫の二重国籍問題に関する過去の発言をインターネットで調べました。
(二重国籍問題に関する蓮舫の過去の発言)
・赤いパスポートになるのがイヤだった
・自分の中のアイディンティティーは「日本」とは違うと感じる
・在日に中国国籍の者としてアジアの視点にこだわりたい
・今、日本人でいるのは、それが都合がいいからです。日本のパスポートは、 あくまで外国に行きやすいというだけのもの。私には、それ以上の意味はあり ません。いつのことになるかわかりませんが、いずれ台湾籍に戻そうと思って います
・私は中国人の父と日本人の母のあいだに生まれたんですが、父親が日本人 として子どもを育てたので日本のことしか知らないし、日本語しか話せない。 それが自分の中でコンプレックスになっていました。だから自分の国籍は 台湾なんですが、父のいた大陸というものを一度この目で見たい、言葉を覚 えたいと考えていました。
以上がインターネットで調べることができた蓮舫の国籍に関する過去の発言 です。
上記の「父のいた大陸」という発言を読むと、蓮舫の父親は中国から台湾に 来た人です。そして、日本人の女性と結婚して、生まれた子ども蓮舫を 日本人として育てました。
学校教育については、蓮舫は青山学院幼稚園から初等部、中等部、高等部、 青山学院大学法学部卒業まで、一貫してキリスト教プロテスタント青山学院 で教育を受けます。こうした教育歴を見ると経済的に豊かな家庭に育って います。
しかし、上記の国籍問題に関する過去の発言を読むと、蓮舫は母親を通して 流れている日本人の血や父親の日本人として育って欲しいという願いや、 幼稚園から大学に至る青山学院キリスト教プロテスタントの「愛」の教え などが、何一つ感じられません。
感じ取れるのは父親を通して流れている中国人の血から来る中国への ひたすらな憧れです。そのため、留学先も中国、北京大学です。
上記の国籍問題に関する過去の発言を読むと「父親が日本人として 子どもを育てたので」と父親の子育てに関する発言があります。しかし、 上記の蓮舫の国籍問題に関する過去の発言を読む限り、父親の、自分の 子ども蓮舫を日本人として育てたいという「父親の思い」は通じていません。
幼稚園から大学に至る青山学院キリスト教教育の「愛の教え」も何一つ 痕跡を感じさせません。
代わりに、テレビやインターネットで見る蓮舫の言動は「憎しみ」を感じ させます。あの「憎しみ」はどこから来るのか。
「ー略ー日本のことしか知らないし、日本語しか話せない。それが自分の 中でコンプレックスになっていました。ー略ー父のいた大陸というものを 一度この目で見たい、言葉を覚えたいと考えていました。」
なんという中国への恋い焦がれるような憧れでしょうか。
そして、「今、日本人でいるのは、それが都合がいいからです。日本の パスポートは、あくまで外国に行きやすいというだけのもの。私には、 それ以上の意味はありません。ー略ー」
なんという日本への冷淡でしょう。
この発言は、蓮舫が大学を卒業して大人になってからの発言です。この 「中国への恋い焦がれるような憧れ」「日本への冷淡」は今も変わらない でしょう。
いや、国会議員としての蓮舫の言動をテレビで見ていると、年月が経つに つれて、蓮舫の中国への憧れは「愛」にまで強まり、日本への冷淡は「憎」 にまで強まっているように感じるのです。
(了)(追記)
今年の都知事選挙は、小池都知事と蓮舫との一騎打ちになりそうです。 小池都知事は、カイロ大学を卒業していないのではないか、という疑惑の 問題を抱えています。
この学歴詐称問題を都議会で追及されると、ほとんどの場合、自分では 答えずに部下に答えさせています。その上、東京都では都知事として 新築家屋に太陽光パネル設置を義務づけるという話を聞きます。 太陽光パネル利権という中国との強い関係を感じさせる話です。
一方、蓮舫は、上記のように「ー略ー日本のことしか知らないし、日本語 しか話せない。それが自分の中でコンプレックスになっていました。ー略ー 父のいた大陸というものを一度この目で見たい、言葉を覚えたいと考えて いました。」とか、「今、日本人でいるのは、それが都合がいいからです。 日本のパスポートは、あくまで外国に行きやすいというだけのもの。私には、 それ以上の意味はありません。ー略ー」とか、言う人です。
どちらもイヤだな、どちらも怖いな、と思います。私は都民ではありま せんが、東京は日本の首都です。次の都知事が小池百合子の継続でも、 蓮舫の新任でも、どちらでも日本はどうなるんだろうと不安で怖いです。
何とか、小池百合子でもない、蓮舫でもない、誰か別のまともな人が 都知事になって欲しいものです。
