(2024/6/1)

太陽光発電(3)-太陽光発電の問題-

前回は、2024/4/19 参議院内閣委員会における、「河野太郎大臣の中国 国営電力企業のロゴ問題」についての質疑を取上げました。国民民主党 竹詰仁(たけづめひとし)議員が河野太郎大臣に質問し、河野太郎大臣 が答えたのです。河野太郎大臣が最後に「調査をしっかり進めている ところです。」と答えて質疑を終了しました。

上記の 参議院内閣委員会から約1カ月が経ち、2024/5/14 再び国民 民主党竹詰仁議員と河野太郎大臣の国会質疑がありました。以下が 2024/5/14 国会質疑の概略です。

<2024/5/14 参議院内閣委員会>

(国民民主党 竹詰仁)

4/19の内閣委員会で再エネタスクフォースの元構成員が提出した資料に 中国国家電網公司のロゴが入っていた件を取上げさせていただきました。 その際、河野大臣から「調査をしっかり進めているところです。」と いうご答弁をいただきました。それから1カ月過ぎましたが、今の状況 を教えてください。

(河野太郎)

再エネタスクの事務局を務めます規制室から離れた立場が調査すべきだろ うということで内閣府の大臣官房に調査をしていただいておりますので 事務方から答えさせます。

(内閣府原大臣官房長)

調査を行っているところでございます。

(竹詰仁)

再エネタスクフォース自体は今どういう状況であるのか、今後の大臣が 考えている方針などについて聞かせてください。

(河野太郎)

今内閣府でやっている調査の結果を見て再エネタスクフォースを今後適切 に判断していきたいと思います。

(竹詰仁)

調査の報告を是非共有していただきたいと思います。共有していただかな いと国会での論議も続きませんので。是非それをお願いします。

以上が、2024/5/14 参議院内閣委員会における国民民主党竹詰仁議員と 河野太郎大臣の国会質疑の概要です。

2024/5/14 参議院内閣委員会の質疑を聞いていますと、河野太郎大臣も 部下の官房長も中国国家電網公司のロゴ問題の調査を何もしていないなと 思わされます。

というより、調査するまでもなく、河野太郎大臣も部下の官房長も再エネ タスクフォースの元構成員大林ミカが提出した資料に中国国家電網公司の ロゴが入っていた理由を知っているなと感じます。

河野太郎大臣と部下の官房長にとって、問題は、「中国国家電網公司の ロゴ問題」という「失態」をどうするかということです。上記の質疑を聞 いていると、時間が経過する中で、この「失態」を世間が忘れてくれる ことを期待しているようにも感じます。

テレビは、この中国国家電網公司のロゴ問題を全く報道しませんので、 河野太郎の期待通りに推移する可能性も大(だい)です。これだけの 「失態」が、何も無かったこととして、この世に痕跡を何一つ残さずに ただ過ぎ去っていく。その後には、河野太郎が普及拡大に力を入れている 中国製の太陽光発電のパネルが、これまで以上に日本中に広がっていくと いうこともあり得ます。恐ろしいことです。

我々一般国民は、このような恐ろしい事態に対し何もすることはできませ ん。できることは、市役所が国の政策に従って進めている太陽光発電の 助成金に引かれて、何も知らないまま安易に自宅の屋根に太陽光発電を 設置しないことです。

自宅の屋根に太陽光発電を設置しますと、屋根の上ですから風で飛んで きた葉っぱやゴミを自分で気軽に掃除したりはできません。不具合が 発生すれば専門業者にみてもらわなければなりません。台風や大雨で破損 すれば、これも専門業者に修理をお願いしなければなりません。 すべてお金がかかります。そして、台風や大雨で破損した場合、屋根の 上から落ちてくるカドミュームなどの有害物質の漏出の心配もあります。

太陽光発電設備には耐用年数があります。国税庁は一律に耐用年数を決め ていると思います。国税庁は課税の公平という観点から、何事も基本的に 一律に扱うからです。

実際には、設置の場所、日常の手入れなどによって多少の耐用年数の前後 はあります。しかし、いづれは、どの太陽光発電設備にも耐用年数は来ます。 そのときの撤去も専門業者に頼まなければなりません。太陽光発電設備を 取りはづした後の屋根の穴も直さなければなりません。また、お金がかか ります。

しかも、太陽光発電のように急速に普及拡大したものは、皆そろって 耐用年数が来ます。太陽光発電設備の撤去の需要が一斉に発生します。 太陽光発電設備を撤去できる専門業者は限られています。当然、需要と供給 の関係で、撤去費用が上がります。経済学の基本原理です。お金が一段と かかります。

参議院内閣委員会における河野太郎大臣の言動を見ていると、我々一般国民は、 太陽光発電については、よくよく考えて、屋根の上に取り付けることは 慎重でなければなりません。市役所が国の政策に従って進めている太陽光 発電の助成金に飛びついて、安易に太陽光発電を取り付けることは、将来 に向かって多くの問題を含んでいると思うのです。

河野太郎大臣が、太陽光利権のために太陽光発電の普及拡大を 加速しようとして、官僚を怒鳴りつける様子がYouTubeで見ることがで きます。YouTubeで「河野大臣 経産官僚 パワハラ音声」と検索して ください。

(了)