「安倍晋三回顧録」を読む
「安倍晋三回顧録」を読みました。今年の2月発行でしたが、近所の 本屋さんでは置いてなかったので、3月になって用事で都心に出かけた ときに東京の大きな本屋さんで買ってきました。
一読して思ったことは、安倍首相は、なんと沢山の仕事をしたのだ ろうということでした。外交、安全保障、そして経済政策を始めとした 内政など山のような仕事があるわけです。
このような総理大臣の仕事を1次、2次、合わせると8年超の史上 最長の期間、総理大臣の職にあったということは実に驚くべき能力です。
第2次安倍政権の直前の民主党政権(鳩山、菅直人、野田)が 憲政史上最低の無能で愚劣な政治を展開した後だけに安倍政権の有能 が一層際立ちます。
安倍政権が続いている間、安倍首相は反対勢力から絶えざる攻撃を受け 続けます。反対勢力は、いくつもあるわけですが、その中でも財務省の 攻撃は、強く印象に残ります。
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( 安倍首相は財務省の増税猛攻撃に対抗した )
安倍首相にとって、財務省は実に手強い相手でした。厳しい不況の 実体経済を考慮して、安倍首相は消費税増税を2度延期します。その間、 財務省は予定通りの消費税増税を実施しようとして、安倍首相に対し 凄まじい攻撃、謀略をかけます。
安倍首相は言います。「彼らは、税収の増減を気にしているだけで、 実体経済を考えていません。(中略)国が滅びても、財政規律が保たれ てさえいれば満足なんです。」(安倍晋三回顧録312〜313頁)
安倍首相は財務省官僚の消費税増税猛攻撃に対して選挙に打って出て 勝利を重ね対抗していきます。
この回顧録を読んでいて、東大法学部卒の財務省官僚は、陸軍士官学校卒 ・海軍兵学校卒の高級軍人と全く同じだと改めて思ったのでした。対象が 経済か軍事かの違いだけです。
陸軍士官学校卒・海軍兵学校卒の高級軍人は対米戦争(太平洋戦争)に 猪突猛進して、勝てる戦争を惨めに負けて国を破滅させます。
( 安倍首相は暗殺されてしまった )
現在、東大法学部卒の財務省官僚は、増税に猪突猛進しています。 安倍首相は暗殺で殺されてしまい、もうこの世にはいません。財務省官僚 による大増税に抵抗してくれる総理大臣はもういないのです。
財務省官僚によるやりたい放題の亡国の大増税時代が来ました。われわれ 国民は、これからどう生きたら良いのか、真剣に考えなければなりません。 こうなると、税制を始めとした経済制度の勉強は国民の必修科目です。
それにしても、東大卒のキャリア官僚とは、どういう人達なのでしょうか。 この問題を考えるに当って、立憲民主党の小西洋之(こにしひろゆき) 国会議員が参考になります。
小西洋之国会議員は、東大教養学部卒、キャリア官僚として総務省に入庁し、 途中で退職して国会議員になった人です。学校勉強的には超優秀な人です。
そして、小西洋之国会議員は現在、自民党の高市国会議員を大臣辞職、 議員辞職に追い込もうと連日、国会で質問攻撃をしています。 小西洋之国会議員の高市大臣への攻撃材料は8年前の総務省の行政文書です。
しかしながら、この行政文書は総務省の行政文書管理簿に登録されて いないことが判明しました。つまり、誰が何の目的でいつ書いたのか分から ない文書なのです。
私の会社経験では、会社でしたら、この件はこれで終りです。ところが、 小西洋之国会議員は、総務省の官僚がこの文書の真偽聞き取りの際、 「絶対に」という言葉を使ったか使わなかったかを何回も何回も聞くのです。
そして、「絶対に」という言葉以外にも同じようなことを延々と続けます。 国会とは不思議なところです。どう見ても、小西洋之国会議員は知性が 壊れています。現代の科挙(かきょ)である過酷な暗記力記憶力重視の東大受験勉強の ために知性が壊れたのです。
( 小西国会議員は過酷な受験勉強で知性が破壊された )
マスコミは、こうした小西洋之国会議員の国会質問から小西洋之 国会議員の格好がつく部分だけを切り取って報道しますので 小西洋之国会議員は国会でまともな仕事をしているように思われてきました。
ところが今は、インターネットで小西洋之国会議員のおかしな国会質問が 全部見られのです。当然、小西洋之国会議員を悪く言う人が増えますが、 多くの人は小西洋之国会議員のおかしな国会質問の理由は小西洋之国会議員の 個人的なものと考えています。
しかし、そうではありません。小西洋之国会議員は過酷な暗記力記憶力重視の東大 受験勉強で知性が破壊されたのです。小西洋之国会議員だけではありません。 天才以外の普通の高校生が過酷な暗記力記憶力重視の東大受験勉強に努力 すると知性は破壊されます。
いつの日か、発達する科学によって上記の知性が破壊される過程が明らかに なります。その日までは、知性の破壊による悲劇と国民の被害が続きます。
小西洋之国会議員のおかしな国会質問を見た人は、次の選挙では 小西洋之国会議員は落選するだろうと思うでしょう。しかし、そうはいきません。 小西洋之国会議員の学歴、経歴を見た選挙民は、これからも 小西洋之国会議員を当選させます。
現代の日本においては東大卒という学歴は、新興宗教の信仰崇拝の対象と なっているからです。小西洋之国会議員のように人間の知性が破壊されて しまうほどの過酷な暗記力記憶力重視の東大受験の源流である恐ろしい 科挙(かきょ)とはどのようなものなのでしょうか。
科挙につきましては、とても一言で言えるようなものではありませんので、 「禁断の中国史 百田尚樹」を参照してください。東大といっても理科系は 問題ありません。世界との競争の世界にいるからです。文科系、特に法学系が 問題です。世界との競争もなく独善の世界だからです。
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天才ならば、どんなに過酷な暗記力記憶力重視の東大受験勉強に努力 しても何の害も受けません。天才だからです。しかし、天才は本当に少し しかいません。天才ではないほとんどの東大受験生は過酷な暗記力 記憶力重視の猛烈な受験勉強によって知性を破壊されています。
明治時代以降の日本史を読むと科挙を源流とする過酷な暗記力記憶力重視 の猛烈な受験勉強によって知性を破壊された東大卒の外交官、政治家が 日本を破滅に向かわせる姿をいくらでも見ます。
昔、国際会議に全権大使として出席し、アメリカの陰謀を見抜けずに 大切な日英同盟を破棄してしまい、第2次世界大戦の敗戦国への出発点を 作った外交官も東大法学部卒でした。そして、自分がどれほど 大きな失策をしたか、何も分からないのでした。
上記の全権大使のように知性を破壊された東大卒のおかしな人は、一杯 いるのです。何も小西洋之国会議員だけがおかしいわけではありません。 東大受験の過酷な暗記力記憶力重視の猛烈な受験勉強によって知性を破壊 された政治家、官僚は沢山いるのです。小西洋之国会議員だけを責めて いればいいという簡単な話ではありません。
過去に陸軍士官学校卒・海軍兵学校卒の高級軍人達が日本を滅ぼしたよ うに今度は東大法学系の出身者達が日本を滅ぼしてしまいます。
小西洋之国会議員の国会質問を見ていると日本の自滅を予感します。 残念なことです。我々国民は、東大法学系の出身者達への新興宗教の 信仰崇拝から目を覚まして日本の破滅を止めなければなりません。
(了)
