(2022/10/1)

過酷な受験の暗記勉強が知性を破壊する

高校教科書「日本史 三訂版 平成5年1月25日発行 代表執筆者 大阪市立大学名誉教授 文学博士 直木孝次郎 実教出版 」を見ますと、 対露戦争(日露戦争)時のポーツマス条約後の暴動について、「この戦争 の勝利に酔った国民は、多くの犠牲をはらったにもかかわらず、賠償金も とれない講和条約に不満であった。そのため、東京の日比谷公園で開か れた講和反対の大会は、警官と衝突し軍隊が出動する事態にまで発展した。」 (276頁)と書きます。

まるで、国民が自然発生的に暴動を起こしたような書き方です。 しかし、実際には、日本は既に国力が限界に来て戦争継続ができない状況である にもかかわらず、当時のA新聞が、「大々屈辱」 「講和憤慨」「日本 政府自ら日本国民を侮辱するに当る」などという激烈な記事 を書 いて、国民を煽ったから起きた暴動です。

東大入学を希望する高校生は、このような教科書を記憶力を使って 一字一句暗記勉強するという話です。上記のように、A新聞の煽り報道を 書かないため、よく分からない記述が続く教科書を一字一句暗記勉強 するのは、知性に対する拷問であり、天才でない限り知性が破壊されます。

日本史の教科書がよく分からないなと思う高校生は、是非、 「百田尚樹 日本国紀 幻冬舎 」を読むことを強く薦めるものです。 科挙や宦官については、「禁断 の中国史 百田尚樹」を読んでください。

日本が対米戦争(太平洋戦争)で負けたのは、東大法学部、海軍兵学校、 陸軍士官学校の卒業生たちが指導者だったからです。彼らは、記憶力を使っ ての暗記勉強を勝ち抜きました。

しかし、現代の科挙(かきょ)である過酷な受験の暗記勉強の過程で、限られた 天才を除いて、知性が破壊されたのです。天才以外は、過酷な暗記勉強の過程で 知性が去勢されてしまうのです。科挙につきましては「禁断 の中国史  百田尚樹 2022年7月10日 第1刷発行 飛鳥新社」を参照してくだ さい。

天才は本当に少し、コンマ以下の人数しかいません。しかも、残念なこと に、その天才も知性を破壊された人達に囲まれて力を発揮できないのでし た。

上記の「禁断 の中国史 百田尚樹」には、おぞましい、と しか言いようのない、いくつもの中国の制度、風習が書かれています。 中国人は、われわれ日本人とは全く違う民族なのです。良い悪いではなく、 ただ単に全く違う民族なのです。日本は、それらのおぞましい制度、風習 を取入れませんでした。

( 日本の科挙は明治時代に取入れられた )

ところが、科挙だけは明治時代になってから、形を変えて取入れられたの です。高級軍人養成の海軍兵学校、陸軍士官学校の入学試験、高級官僚 養成の東大法学部の入学試験です。そして、形を変えて取入れられた、 これらの日本の科挙は、日本特有の「知性を破壊された知性的宦官」 すなわち、おぞましい「知性の宦官」を生み出してしまったのです。

科挙の弊害は、たちまち現れました。対米戦争(太平洋戦争)では、 海軍兵学校卒の高級軍人達が作戦ミス、判断ミスを繰返しました。 そのため、誠実で勇敢な兵士達の戦いが生かされず、300万人という 途方もない犠牲を出して、勝てる戦争を負けました。残念なことです。

海軍兵学校卒の高級軍人達の中には、コンマ以下の数ですが天才がいま した。しかし、せっかくの天才も周りを「知性の宦官」に取囲まれて 力を発揮できずに太平洋に沈んでしまうのでした。陸軍士官学校卒の コンマ以下の数の天才も、同じように力を発揮できずに空しく戦死して いったのでした。対米戦争(太平洋戦争)の詳細は、「百田尚樹  日本国紀」を読んでください。

( 東大法学部は「知性の宦官」を生み続ける )

対米戦争(太平洋戦争)の敗戦によって海軍兵学校、陸軍士官学校は 無くなりました。ところが、東大法学部は残ってしまったのです。 そして、戦後、東大法学部入学試験は、記憶力を使っての暗記勉強の 度合いが一層強くなり、近年になるほど科挙の性質が強くなっています。 そして、東大法学部は「知性の宦官」である財務省官僚達を生み出し続 けているのです。科挙の弊害は、東大法学部に残ってしまったのです。

現在は、東大法学部卒の知性を破壊された「知性の宦官」である 財務省官僚が、消費税増税を中心とした誤った財政政策で日本経済を 破滅させています。彼らは、毎年、「日本には国民1人当り○百万円 の借金がある」と言います。

これは間違いであることを何度指摘されても、彼らは、毎年、執拗に 繰返します。やはり、過酷な暗記勉強の過程で、知性が破壊されたのです。 「知性の宦官」です。作戦ミス、判断ミスを繰返すばかりで反省や熟慮と いうことが全く無い海軍兵学校卒の高級軍人と同じです。なお、 宦官の詳細につきましては、「禁断 の中国史 百田尚樹  2022年7月10日 第1刷発行  飛鳥新社」を参照してください。

頑迷な「知性の宦官」である東大法学部卒の財務省官僚によって、 内部から滅ぼされていく日本を、どう生き抜くか、会社員はもちろん国民 1人1人が考えなければならない辛い時代になったのです。

(了)