(2021/9/1)

東京オリンピックで考えさせられた事(1)

東京オリンピックが終わりました。東京オリンピック開催について は色々な意見があったようですが、国民の1人として、とにかく無事 に終わって良かったと思います。

選手の皆さんや関係者の方達のご努力に「お疲れ様でした。」を申し 上げます。ところで、今回のオリンピックは競技以外の場外での 出来事が随分とマスコミ(テレビ、新聞)を騒がせました。

その中から私が気になったことを取上げてみます。最初に、金メダル を取って地元の名古屋市長のところに表敬訪問に来た女子選手の メダルを本人の了解無く名古屋市長が自分の口に入れて噛んだという 「事件」です。

これには驚きました。一言で言って「下品」そのものです。想像でき ないほどに下品です。私は名古屋には何の関係も無いのですが、一瞬、 名古屋市民は全員この市長のように下品なのかと思いました。

もちろん、そんなことは常識で考えてありえません。この市長が下品 なのです。何でこの市長はこれほどに下品なのか。私はこの市長の 経歴をインターネットで調べてみました。この市長は一橋大学出身で す。なるほど、これかと思いました。

( 私の新入社員時代の上司は下品だった )

私は最初に就職した会社で本社会計課に配属されたのですが、この時 の課長が一橋大学出身でした。この課長は頭が良くて仕事ができる方 でしたが、社内で他の人を大きな声で罵ったりして、とにかく下品な のでした。

ある時、この課長のご自宅に会計課の部下全員が招かれたことがあり ました。すると、課長は奥さんにチーズを分厚く切って、てんぷらに 揚げさせたものを皿に山盛りにさせて食べるのでした。

まだ揚げたてで熱いものですから、ヒュ、ヒュ、と音を立てて次々と 吸い込んでいくのでした。なんという下品な食べ方だろうと思いまし た。私は長く生きてきましたが、あれほどに下品な食べ方を見たこと がありません。

( 上司は手ぬぐいで作ったふんどしで泳ぐのだった )

それから、しばらくして会計課全員で海の民宿のような所に遊びに行 きました。皆で浜に出て潮風を受けていたときのことです。まだ夏で はありませんでしたが、課長はやおら1人だけ裸になり、あらかじめ 自分だけ用意しておいた手ぬぐいを裂いて簡易なふんどしを作って裸 の体にその簡易ふんどしだけを着けて海に入り泳ぎ始めたのです。

そして、ひとしきり泳いだ後、海から上がってきたのでした。課長は 背が低く肥満体で、30半ばなのにもう頭に毛が全然無いのでした。 そういう中年男が手ぬぐいを裂いて作った簡易ふんどし一つの裸で海 から上がって来たのです。

私もそうですが男性陣は一言も発しませんでした。簡易ふんどし一つ のその姿はあまりにも下品でした。その時、若い女子社員が3人いま した。その中の1人が「課長は何でもできるんですね。」と持ち上げ たのです。もう50年も前のことですが、昔の若い女性は、内心は分 かりませんが、大人だったのだなと思います。

( 大学の雰囲気が下品な人を作るのかもしれない )

もちろん一橋大学出身者が全員名古屋市長や私の新入社員時代の課長の ように下品であるわけがありません。一橋大学出身者のごく一部の人に 決まっています。

しかし、ごく一部とはいえ一橋大学には極端に下品な人を生み出す環境、 雰囲気があるのかもしれません。それは、都心から離れてポツンと孤立 している立地にあるのかもしれません。

しかし、それ以上に、複数の学部があるにもかかわらず社会科学系の 単科大学という印象があり、東大は東京六大学野球に属していたりして 他大学との色々な交流があって懐が深い印象がありますが、一橋大学 には東京に沢山ある他大学との交流が、近くの津田塾大学との男女交流 以外には無いという離れ小島のような孤立した立ち位置にあるのかも しれません。

入学試験がとても難しい少規模の大学だけに唯我独尊の独善な雰囲気に なってしまうのです。大学は学校勉強ができさえすれば良いというもの ではありません。一橋大学は学生のために他大学との豊かな交流を考えな ければなりません。名古屋市長の金メダル噛みつき事件という信じがた い下品な事件が起きたことから、自分の新入社員時代に出会った下品な 事柄が色々と思い出されたのでした。

( 下品な娘さん社長は会社をダメにした )

それから、私は現在使っている椅子を会社が定年になったとき大塚家具 から買いました。大塚家具の商品は少し割高ですが、ものが良いので 定年の記念に少しがんばったのです。

大塚家具の創業者の娘さんが社長になった頃でした。私は、その娘さん 社長を店で見かけたことがあります。美しい女(ひと)でした。 ところが、その娘さん社長が部下に人前で「あなた、馬鹿なの。」と 言ったりするという話を雑誌で読んだのです。

まさか、あの美しい女(ひと)が、そんな下品なことを言うわけがない、 何かの間違いだろうと思いました。何より、そのようなことを言ってい ては社長として会社を運営できません。

ところが、その後、大塚家具の経営は急速に傾き、ほとんどつぶれた 状態になってしまいました。娘さん社長が部下に人前で「あなた、馬鹿 なの。」と言ったのは恐らく本当だったのです。

大塚家具の娘さん社長は一橋大学出身です。お嬢様育ちのあの美しい女 (ひと)は、この上なく上品な方(かた)だったのに、きっと一橋大学 の唯我独尊の独善に毒されて名古屋市長と同じように下品になられてし まったのです。

お嬢様が進学するという学習院大学や聖心女子大学などに進学されてい れば、大塚家具の悲劇はなかったのです。

名古屋市長の金メダル噛みつき事件というとても信じがたい下品な事件 が起きて、色々と考えさせられたのでした。

(次頁へ続く)