(2022/9/1)

「沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の真実」を読む

8月になると、対米戦争(太平洋戦争)の敗戦の月ということで 色々な事がマスコミ(新聞、テレビ)に出てきます。

沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実?日本軍の住民自決命令はなかった! (ワックBUNKO)

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私は、この8月に「沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の真実 曽野綾子  2006年5月27日初版発行 2006年6月30日第3刷  ワック社」を読みました。

この本が最初に出版されたのは、1973年のことでした。 「ある神話の背景」という題で文藝春秋社から出版されたのです。

ある神話の背景―沖縄・渡嘉敷島の集団自決 (1973年)

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著者曽野綾子は、対米戦争(太平洋戦争)の末期、米軍を迎え撃っ た沖縄で日本軍が住民に集団自決を命じたという「定説」を調べて、 出版したのでした。いわゆるノンフィクションです。

著者曽野綾子の調査によると、米軍を迎え撃った沖縄で日本軍が 住民に集団自決を命じたという話が初めて書かれたのは、 「沖縄戦記・鉄の暴風」沖縄タイムス社刊 です。昭和25年の ことです。

( 伝聞によって本が書かれた )

この本は伝聞を元にして書かれました。伝聞とは、「本人からでは なく、ほかの人から聞くこと」です。つまり、「沖縄戦記・鉄の暴風」 沖縄タイムス社刊 は、沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の目撃者ではない 人の話のみから書かれました。そして、沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の 目撃者や関係者の確認作業は全くなされないまま「定説」となったの でした。実に恐ろしいことです。

その後、この伝聞のみを元にして書かれた「沖縄戦記・鉄の暴風」を 元にして色々な本が書かれました。それらの本の中には、有名な ノーベル文学賞作家の本もありました。

こうして、米軍を迎え撃った沖縄で日本軍が住民に集団自決を命じた という話が事実なのだということが「定説」化し、広がったのです。

「沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の真実」の著者曽野綾子 は、沖縄戦・ 渡嘉敷島集団自決の目撃者、自決を命じたとされる日本軍の軍人など、 つまり直接の関係者を訪ね歩いて話を聞いて回ります。

そして、直接の関係者の中で、沖縄戦・渡嘉敷島で日本軍が住民に 自決を命じたという証言をした人は全く1人もいなかったのでした。

( 曽野綾子は真実を追究する )

著者曽野綾子は、直接の関係者の証言をそのまま記録して「ある神話 の背景」文藝春秋社刊を出版しました。その後、この本は改題され、 私は「沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の真実」ワック社刊を読んだのです。

この本を読んで強く感ずるのは、著者曽野綾子の執念とも思える真実 を追求する姿勢の強さです。なぜ、ここまで著者曽野綾子は真実を 追究するのか、あるいは追求せずにはいられないのか。これは、 著者曽野綾子の持って生まれた性格なのだなと思います。

曽野綾子は東京の生まれ育ちです。方言が強いであろう沖縄の人たち の言葉に耳を傾け、聞き取っていく作業は実に大変であったろうと思 います。私自身が方言の強い地方の生まれ育ちですので、その大変さ はよく分かります。

私は長く会社に勤めましたので色々な人に出会いました。それらの人 たちの中には、誠実に仕事に向き合う人と、仕事に対して不誠実な人 がいました。この違いが出るのは、その人の持って生まれた性格が 大きいです。

伝聞のみを元にして書かれた「沖縄戦記・鉄の暴風」を使って、その 後色々な本が書かれたのは、物書きの人たちには、私の見るところ、 仕事に対して生まれつき不誠実な人が多いためです。会社員の場合 よりもずっと多いなと感じます。

( A新聞は、何度も嘘を書いた )

有名なA新聞などは、貴重な珊瑚に記者が自分で傷をつけて「誰だ、 こんなことするのは」という記事を書いたり、嘘の慰安婦記事を 長年書いて最後に社長が謝ったり、原発事故でも発電所の職員を貶 めるような嘘の記事を書いたり、何度も嘘の記事を書いています。

A新聞の入社試験は難しいため、東大を始め有名大学卒のエリ−ト 記者ばかりです。この記者達が何度も嘘の記事を書いてきたのです。 何といい加減な仕事をする人たちでしょう。

私の経験では、これほど不祥事があると普通の会社は持ちません。 社会から消されてしまいます。しかし、A新聞は今も○百万部の 販売部数を誇り、今年の夏も高校甲子園野球を元気一杯に主催して います。新聞業界というのはよほど特殊な業界です。

あまりにも、いい加減な性格の物書きが多いため、学校の歴史教科書 にも、沖縄で日本軍が住民に集団自決を命じたという話が事実で あるとして何の検証もされずに堂々と載っています。

( 学校の教科書には怪しい記述がある )

たまたま、私の本棚にある高校教科書日本史を見てみましょう。 「日本史 三訂版 平成5年1月25日発行 実教出版」代表執筆者 は大阪市立大学名誉教授 文学博士 直木孝次郎です。

この教科書の330頁に「なお、日本軍により、戦闘の妨げになる などで集団自決に追いやられたり、スパイ容疑などの理由で殺害され たりした県民も少なくなかった。」という記述があるのです。

いわゆる進学校の高校生は、このような不確かな記述を徹底的に暗記 して、東大などの有名大学に入学するといわれます。政治家や官僚 には、おかしな言動をする人が多いのですが、その理由はこのような 検証されていない不確かで怪しい教科書の記述を大学受験のために 真面目に徹底的に頭に叩き込むからです。困ったものです。

子供達の未来のために、「沖縄戦・渡嘉敷島集団自決の真実 曽野綾子」 が多くの人に読まれて、真実が世に知られようになって欲しいものです。

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[追記]

上記の有名なノーベル文学賞作家は、日本を悪く書くことでノーベル 文学賞をもらうことができたという噂があります。

これを真似て、ある作家が日本を悪く書いてノーベル文学賞をもら おうとしているけど、同じ方法では2番目はなかなかもらえないと いう噂があります。

伝聞や噂は書かない方がいいわけですが、書くときは、キチンと このように「伝聞です」「噂です」と書いて欲しいものです。

上記の教科書も、教科書という性質上、伝聞、噂を書いてはいけ ないと思うのですが、どうしても書きたい、書かずにはいられ ないというのであれば、「なお、日本軍により、戦闘の妨げになるなど で集団自決に追いやられたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたり した県民も少なくなかった、という伝聞、噂がある。」と正しく 書いて純粋な高校生を惑わせないようにして欲しいものです。

(了)