学校で習う歴史の改善策について(2)
(前頁より続きます)( 教科書は極東国際軍事裁判(東京裁判)に基づいて書かれた )
無理もありません。上記の「1946年5月、極東国際軍事裁判 (東京裁判)がひらかれ、A級戦犯28名が起訴され、日本の侵略 の実相が暴露されて、国民は大きな衝撃を受けた。」 「日本史 三訂版 昭和58年1月25日初版発行 平成元年1月 25日三訂版発行 直木孝次郎 実教出版 」(338頁)という記述は、 日本中の常識として、学校の教科書はもちろん小説やら評論やら 映画やらテレビドラマなど全て、この路線で書かれた著作物が 巨大な山をなしているわけです。
極東国際軍事裁判(東京裁判)を開いて、このような歴史を定着 させたのは、マッカーサーです。このマッカーサー極東国際軍事 裁判(東京裁判)歴史の路線に沿って、上記の直木孝次郎大阪市立 大学名誉教授をはじめ、偉い大学教授は歴史の教科書を書き、 文科省の官僚はその教科書を認可し、東大を始め難関大学を目指す 高校生は歴史の教科書の一字一句まで頭に叩き込んで覚えたのです。
そして、小説家も評論家も映画監督もテレビプロデューサーも、 皆がこのマッカーサー極東国際軍事裁判(東京裁判)歴史路線に 沿って作品を一生懸命に作ってきたのです。今現在も、NHKの朝の 連ドラではこのマッカーサー極東国際軍事裁判(東京裁判) 歴史路線に沿って作ったドラマを流して好評です。
( 歴史教科書を書いた大学教授達は困る )
それをいまさらになって、マッカーサー本人が占領政策を通して 最終的には次のような認識に至ったと、1951年5月3日 アメリカ上院軍事・外交合同委員会で証言したと言われては、皆、 困ってしまいます。
"Their purpose,therefore,in going to war largely dictated by security."
(したがって彼らが戦争に飛び込んで行った動機は、大部分が 安全保障の必要に 迫られてのことだったのです)
上記のTheirは日本人のことです。これは皆、困ってしまいます。 このマッカーサーの証言は、上記の直木孝次郎大阪市立大学 名誉教授や、歴史の教科書を書いてきた偉い大学教授や、その他 大勢の歴史小説家などにとって、その破壊力は巨大な爆弾のよう なものです。
マッカーサーが言う日本の侵略の実相を歴史の教科書で 頭に叩き込んで東大受験を突破した鳩山由紀夫総理大臣は、大変な お金持ちのお坊ちゃまで素直な性格ということもあり、歴史教科書 の記述をそのまま受け入れて、外国に対して「日本は侵略しました。 申し訳ありません」と謝ってまわって、ルーピー(loopy 頭が おかしい)と外国から馬鹿にされました。
鳩山由紀夫元総理大臣は、マッカーサーが言う日本の侵略の実相の 歴史教科書を素直に信じたために、ルーピー(loopy 頭がおかしい) と言われました。鳩山由紀夫元総理大臣は、マッカーサー歴史教科書 の犠牲者とも言えます。
( 皆、マッカーサー証言に困ってしまう )
「マッカーサーよ、そのような証言、やめてくれよ。」と言いたく なるでしょう。しかし、マッカーサーは証言したのです。
上記の直木孝次郎大阪市立大学名誉教授も、歴史の教科書を書いた 偉い大学教授も、その教科書を認可した文科省の官僚も、東大を 始め難関大学を目指して歴史の教科書の一字一句まで頭に叩き込ん で覚えた高校生も、そして、このマッカーサーの極東国際軍事裁判 (東京裁判)歴史の路線に沿って作品を一生懸命に作ってきた、 小説家も評論家も映画監督もテレビプロデューサーも、皆が困って しまいます。
渡部昇一上智大学名誉教授は上記のアメリカ上院軍事・外交合同 委員会における マッカーサー証言をほとんどの日本人は知らない、 と嘆きます。
無理もありません。このアメリカ上院軍事・外交合同委員会における マッカーサー証言を持ち出されると、これまで、マッカーサーの極東国際 軍事裁判(東京裁判)の歴史の路線に沿って書かれ、作られてきた山の ような歴史教科書、小説、評論、映画、テレビドラマなど全て意味を 失って、書き直し作り直しの巨大な作業になってしまいます。
(次頁に続きます)